さなる個別@will CGP - 神奈川県・横浜市の個別指導塾

2014年11月10日
高校進学時内申と大学合格実績

高校進学だけでなく、大学進学も見据えた学校選びを

今回の高校入試最前線では、県内の公立・私立高校の今春の大学合格実績にフォーカスしてお伝えします。以下に2つのマトリックス表を掲載しましたのでご覧ください。

上段は早稲田・慶應義塾・上智3大学の合格者を出しているおもな高校について、各高校の卒業生数に対する大学合格実績の割合(2014年春/過年度生を含む)をたて軸、高校進学時の中学内申平均(2011年春/135点満点を45点満点に換算したもの)をよこ軸とし、マトリクスであらわしたものです。下段は同様の条件でたて軸の大学合格実績の対象大学を明治・青山学院・立教・法政・中央の5大学の合計としたものです。このマトリクスは内申点と大学合格実績の相関を示していますが、「入口」である高校進学時の中学内申が同じあるいは数ポイントの差でも、大学合格実績は数10%の開きがあるなど「出口」で差が出ている例も数多く見られ、この差を「高校入学時から高校卒業までの3年間でどれだけ伸びたか」と捉えて見ることができます。今回は出口を一部の私立大学に絞ってお伝えしましたが、対象に国公立大やその他の私立大学も含めて比較してみるとこのマトリクスは変わってくるでしょう。

▼以下の2つの表はクリックするとそれぞれPDF画面が開き、拡大して見られます

※横軸の内申平均は、各高校での進学者の数値(2011年春)を45点満点(各科5点満点)に換算して表示しています。神奈川全県模試の追跡調査に基づきます。
※合格者の割合は、2014年春の卒業生数に対する、同年春の早稲田・慶應・上智の合格者計または明治・青山学院・立教・法政・中央の合格者計(どちらも過年度生を含む)の割合を表します。
※合格者数は、公立高校では各高校の学校要覧・HP等、私立高校では各校の集計結果に基づきます。


神奈川県は全国的に見ても高校卒業後の進学率が高く、2014年度の学校基本調査では大学等進学率は61.0%、大学(学部)進学率は56.4%と、5人のうち3人以上が大学等に進学しています。志望校を検討する際、自分の内申点や通いやすさなどから絞り込むことはもちろん大切ですが、中学生の皆さんには将来の希望や目標、卒業後の進学のことも考えながら、様々な視点で公立高校そして私立高校を見ていただきたいと思います。

ひとつ前に戻る  最新高校受験情報一覧を見る

ページの先頭へ戻る