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2015年03月18日
2015年度公立高校入試総括

倍率1.18倍。定員割れの学科・コース数は増、一方で進学重点校は高倍率化

神奈川県内の公立中学卒業予定者数が昨年よりも792名減少したため、募集定員も減少、2015年度の全日制公立高校の当初募集定員総数(特別募集を除く)は2014年度入試よりも460名少ない43,300名でした。中3生徒数の減り幅よりも募集定員の減り幅の方が小さかったため、当初平均倍率はやや下がると見られていましたが、実際は1.18倍で2014年度入試と同じでした。

〔表1〕2015年度全日制公立高校 共通選抜3年間の状況
※平均倍率は実質倍率(受検者数ー受検後取消者数)÷合格者数で算出
※県立学力向上進学重点校18校と横浜市立進学指導重点校4校

  2013年度 2014年度 2015年度
平均倍率※ 1.17 1.18 1.18
進学重点校22校※の平均倍率 1.31 1.34 1.41
二次募集を行う学科・コース数 23 8 19

平均倍率に変化はありませんが、2014年度入試と異なる点が2つ挙げられます。1点目は学科・コースの募集定員に満たない「定員割れ」の学校がおよそ2倍に増えたことです。2014年度の8から2015年度は19に増え、これらの学校では二次募集が行われました。2点目は志願に偏りが見られたことです。定員割れが増えた一方で高倍率になった高校が数多くありました。特に顕著だったのが大学進学に力を入れる「進学重点校」の高倍率化です。22校の平均倍率は1.41倍と全県の平均倍率より0.23ポイント高くなっています。 新しい入試制度の理解が進み、合格に必要な内申点や入試得点の目安が分かるようになったこともあり、進学重点校の平均倍率は年々上昇しています。2015年度1.41倍まで上昇したことは、難しいと分かっていながらも受験生が「この学校に行きたい」という強い目標と意志を持って最後まで果敢にチャレンジしたことのあらわれと言えるでしょう。 

〔表2〕2015年度公立高校入試結果 県立進学重点校・市立進学指導重点校抜粋

学校名 募集定員 増減 特色検査 2015合格状況(2/27) 2015志願状況
(2/16受検後)
2014
実質倍率
合格者 受検後取消者

実質

倍率

受検者

受検

倍率

横浜国際 178 ▲40 あり 178 0 1.71 305 1.71 1.30
横浜緑ヶ丘 278 0 あり 280 2 1.69 476 1.71 1.47
湘南 358 0 あり 360 32 1.68 637 1.78 1.45
川和 317 ▲41   323 13 1.68 556 1.75 1.41
市立横浜サイエンス
フロンティア
238 0 あり 238 13 1.61 395 1.66 1.46
多摩 278 0   280 4 1.59 448 1.61 1.39
光陵 278 0 あり 280 2 1.59 447 1.61 1.42
横浜翠嵐 358 0 あり 362 92 1.55 653 1.82 1.76
市立桜丘 318 0   318 1 1.49 475 1.49 1.42
大和 278 0   280 6 1.44 409 1.47 1.27
市立金沢

318

0   318 4 1.43 458 1.44 1.31
横須賀 278 0   280 6 1.41 400 1.44 1.32
小田原 318 0 あり 318 2 1.32 423 1.33 1.13
相模原 278 0   278 3 1.29 363 1.31 1.22
柏陽 318 0 あり 318 7 1.27 411 1.29 1.35
厚木 358 0 あり 360 7 1.23 449 1.25 1.25
平塚江南 318 0 あり 322 3 1.21 393 1.24 1.09
希望ヶ丘 318 ▲40 あり 324 1 1.20 390 1.23 1.22
追浜 278 40   278 1 1.20 334 1.20 1.38
秦野 358 0   362 0 1.19 430 1.20 1.26
市立南 38 ▲160 あり 38 1 1.18 46 1.21 1.15
鎌倉 318 40   318 2 1.18 377 1.19 1.27
重点校全体 6,375 ▲201   6,413 202 1.41 9,275

1.45

1.34
全日制公立高校全体 43,300

▲460

 

43,291

314

1.18 51,471

1.19

1.18

 

その進学重点校ですが、県立18校の指定期間は2015年度いっぱいで満了となります。1月に発表された「県立高校改革基本計画」では指定基準等の見直しを行うことが明記されており、今後の発表に注目したいところです。進学重点校以外では「国際系学科・コース」の人気も2015年度入試の特徴の1つだったと言えるでしょう。市立横浜商業(国際)1.80倍、横浜国際1.71倍、神奈川総合(国際文化)1.70倍など高倍率となりました。 

学力検査は知識の活用力に加え「実用」も意識した出題へ

新しい入試制度のもと3回目となった学力検査。2015年度も各教科で思考力・判断力・表現力いわゆる「知識活用力」を測る出題がされ、難度について大きな変化はありませんでした。ただし、英語はリスニングの問題文(Question)がこれまでの日本語から英語に変わったり、与えられた条件から「英語で考え、英語で表現する」出題が多くされたことから、合格者平均点は2014年度よりも低かったと思われます。また、英語だけでなく他の教科でも共通して日常場面を想定した「実用的」な出題がされたことが変化として挙げられます。学力検査の合格者平均点や得点分布は県教育委員会より3月末から4月上旬のタイミングで公表されますので、改めて高校入試最前線でも取り上げます。

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