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2021年9月20日 カテゴリー:勉強法お役立ち情報

定期テスト高得点のために③

 第3回目は、「時間」についてです。

◆ポイント③:勉強時間は、学校のテスト時間と同じ時間サイクルで行う

どういうことかというと、定期テストのテスト時間が50分ならば、自宅での学習時間も50分サイクルで行う、というものです。つまり、50分勉強して、10分休む・・・というように時間管理をします。

なぜこのようにするかですが、部活動をやっている人はピンとくると思いますが、サッカーやバスケットボールなどの重要な大会の前には、必ず練習試合や紅白戦など、本番を想定した模擬試合を行います。その時には、本番の試合と同じ時間やフォーメーションなどで行いますよね。その目的は言うまでもなく、本番でも練習と同じように力を発揮できるためです。

では、定期テストはどうでしょうか?みなさんは、定期テスト本番前にテストを想定した50分の勉強の「練習試合」をやっていますか?私の経験上、やっている人はほとんどいないと思います。50分のテスト時間で最後まで集中力が続かなければ、高得点は望めません。部活の練習試合と同じように、定期テストも50分のテスト時間、最後まで集中力が持続できるように普段から練習をする、ということが必要なのです。これができていない人は、「普段はできた問題が、本番では解けなかった」「覚えたはずなのに、本番で思い出せなかった」といった残念なことが起きてしまいます。

最初の内は、50分間は同じ科目でなくても構いません。30分英語、20分数学、といったようにしても良いと思います。

しかし、その際に、絶対にやってはいけないことは、「ながら勉強」です。音楽を聴きながら勉強をする、お菓子や飲み物を口にしながら勉強する、こういったことはやってはダメです。特に音楽を聴きながら勉強している人は、即刻やめましょう。音楽を聴きながら勉強する方が集中できる、気持ちが入る、という人もいるでしょう。しかし、良く考えてください。試験中に自分の好きな音楽を聴きながらテストを受けられるでしょうか?普段から「ながら勉強」に慣れていると、本番で音楽がないことで、かえって集中力をなくしたり、周囲の音が気になって「ケアレスミス」を連発してしまいます。

また、勉強する周囲には、気が散る物は絶対に置かないことも大事です。スマホやゲームなど、できるだけ勉強する部屋とは違う部屋に置いて机に向かいましょう。そして、今日やるべき勉強が終わってから、すっきりして自分のやりたいことをするようにしてください。

時間は、誰にでも平等に与えられたものです。是非有効に使って悔いの残さないようにテスト本番を迎えたいですね。

次回「定期テスト高得点のために④」も、時間に関することをお伝えします。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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