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2022年9月17日 カテゴリー:勉強法お役立ち情報

小学生のうちに身に付けたいこと

 CGパーソナルには、年長から高3・高卒生まで幅広い学年の生徒が通っています。そして、授業をスタートする前には必ず、現在の学習の様子と苦手な科目や単元が、いつ頃からあったのかをヒヤリングします。その中で中学生の多くが、実は躓き始めたのが小学生の頃、特に小学校高学年の内容というのが非常に多くみられます。

では、小学生のうちにどんなポイントをおさえ、中学前にしっかりと克服しておくことが重要なのか、各科目毎にお伝えしたいと思います。

◆算数:計算力、分数、割合

小学校では文章題を解くことが重要でしたが、中学では同じような問題を方程式を使って解くように変わります。その際、非常に重要なのは、小数や分数が混じった四則計算がスムーズにできることです。さらに小学生が最も苦手とするのが、分数と割合です。これが中学で大きな差となります。

◆国語:漢字の読み書きと言葉の意味

中学の教科書では、「心情理解」を扱います。漢字の読み書きができていないと、「教科書が読めない」という事態になってしまいます。また、言葉の意味の理解も非常に重要です。意味の分からない言葉や、あやふやなものは手間を惜しまずに辞書を引いて調べる、という習慣をつけ、語彙を増やしていきましょう。

◆理科:算数・数学に関わるテーマの基本を理解する

「液体を混ぜる濃度の問題」など比例や割合が関係してくる問題が出てきます。さらに中学理科全般で言えることですが、小学校の内容を前提としているため、自然の中の法則や原理を押さえておくことも必要です。

◆社会:用語の意味を押さえる

社会も理科と同様です。小学校で出てきた言葉の意味をわかっているものとして教科書が作られています。よって、専門的な用語でも基本的なものは理解して覚えておかねばなりません。地理・歴史・公民と中学では、教科書も区別されていますが、それぞれ独立したものではなく、関係性があるということを押さえておかねばなりません。

以上の様に、小学校で学習する内容が中学での理解度を大きく左右します。わからないことや不安な箇所を先送りにせず、「わからない時は、理解と成長するチャンス」ととらえ、面倒がらずに学んでいくことが大切です。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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