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2023年12月6日 カテゴリー:入試関連中学受験勉強法

中学受験の過去問演習

 中学入試が間近に迫ってきました。この時期、ほとんどの受験生が志望校の「過去問」に取り組んでいます。改めて過去問を解く場合の注意点などについて述べたいと思います。

過去問を解く目的はいくつかあります。

①受験校の出題傾向を知る:毎年、10~11月の学校説明会では、受験生に向けた入試問題の傾向について説明があります。「例年通りの出題傾向です」「今年は、○○について重点を置いています」など、入試本番に向けて準備を促すような内容です。ただ、毎年多少の変更はあったとしても、その学校独自の傾向というものがあります。どういう単元が良く出題されるのか、どのような難易度なのか、問題量はどのくらいあるのか、などについては、過去問を解くことで把握することができます。

②合格の可能性を測る:入試には、それぞれの年度や受験回によって、合格最低点があります。自分自身が合格ラインに達しているのか、あと何点取れば合格ラインをクリアできるのかの見極めができます。受験生は目標として、各科目毎に合格最低ライン+10点以上を目指しましょう。

③問題の取捨選択の判断力と実践力をつける:入試では、全ての問題を順番通りに解いていく必要はありません。問題の順番は、自分の得意な問題の順番でといていけば良いのです。つまり後回しにする問題や、解かなくても良い問題が存在します。それを過去問を解いていくことで、判断する力を養います。また、制限時間内に解き終わるようなスピードをつける必要もあります。各問題毎に時間を計り、どの問題にどのくらいの時間をかけるのかの見当をつけていくことも必要です。

これから入試までは、過去問との取り組みが非常に大切です。しっかりと過去問対策を行い、志望校合格を目指しましょう!頑張れ、受験生!

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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