
いよいよ夏休みです。勉強に部活動に思い出作りなど充実した夏休みを是非過ごしてください。以前、夏休みの宿題は「長期分散型」というお話をしましたが、今回はより効率的に終えるための方法をご紹介します。
①全体量を把握する:夏休みの宿題は、プリントや自由研究など様々な種類のものが出されます。まずは、宿題量がどのくらいあるのかを把握して、その上でチェックリストやカレンダーに落としこみましょう。
②毎日やるノルマを決める:1日〇ページ、ドリル△問、など1日の宿題量を決めて取り組みましょう。さらに時間も意識しておくことが大事です。「短時間×毎日」がコツです。やったりやらなかったりというムラを作らず、毎日とにかくやる、これが早めに進めるポイントのひとつです。
③最初の1週間で「宿題の半分」を終わらせる:7月中に宿題量の半分を終わらせると8月が非常に楽になります。効率よく進めるためには、涼しい午前中に進めるのがポイントです。
④読書感想文や自由研究は夏休み前半にやる:時間のかかるものの代表格が「読書感想文」です。またどのようにやったらよいかすぐに思い浮かばないのが「自由研究」です。「自由」なだけに何をやろうか、どのようにまとめようか迷います。だからこそ後回しにせず、夏休み前半に終わらせると気持ち的にも楽になります。
保護者の方は、お子さんの夏休みの宿題の進み具合が、とにかく気になると思います。毎日ダラダラ過ごしているような姿は、親からすると頭が痛いですね。その時の声掛けとして「宿題やったの?」ではなく、「今日はどれくらい進んだ?」と前向きに聞くようにしましょう。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹