
大学入学共通テストの出願の時期になりました。過去問に取り組んでいる大学受験生も多くなってきています。大学入学共通テストに対して、時間が足りないと感じている人が非常に多いと思います。実際、試験時間に対して膨大な情報量の問題が出されます。そのための対策には、「もっと早く解く」というよりも、解く順番や問題の取捨選択、処理スピードの訓練などを組み合わせるのが効果的です。以下のような対策をして、今のうちから試験時間内にしっかりと最後まで解ける練習をしてください。
①設問の解く順番を決める:共通テストは配点が均等でも、解くのにかかる時間は設問毎に異なります。自分の得意な設問から着手することで、精神的にも得点でも余裕が生まれます。
例)英語R:問1(短文読解)⇒問3(日常会話やメール)⇒問7(物語文)⇒問2(グラフや表)~ など
②時間の上限を設定する:1問にかける制限時間を予め決めておき、一定時間悩んだら次の問題へ。過去問に取り組むときに、設問毎に時間配分を事前に決めておくと練習になります。
③制限時間を短くして過去問練習する:普段から、本番よりも5~10分程度短い時間で解くトレーニングを行います。本番では、緊張やプレッシャーから思わぬ事態になることもあります。普段から時間に余裕を持たせましょう。
④時間が足りない原因分析をする:時間切れの原因は、
・理解が遅い=基礎知識・学力の不足⇒自分の知識を即答できるようにする
・判断が遅い=迷いすぎ⇒問題からの撤退基準を決めておく
・作業が遅い=計算、マーク⇒余白の使い方、大問を解いた後にまとめてマーク
⑤模試でリハーサルをする:模試では、時間配分の練習と捉えます。過去問などで練習してきた時間配分が、うまく実行できたかを模試終了後に振り返りましょう。うまくいったこと、改善しなければならないことをまとめ、次の模試へ生かしていきましょう。うまくいった方法は、実際の本番で採用しましょう。
大学入試に向けて、折角学力を付けてきても、入試本番で「時間が足りない」「最後まで解ききれなかった」ということのないよう、普段からの対策と練習が重要になってきます。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹



