
8月もあとわずかです。9月に入ると、受験生はいよいよ「秒読み段階」に入ってきます。そこで、この夏期講座で頑張ってきたことを9月以降に生かしていくためのアドバイスをいたします。
◆夏の成果を定着させよう!
夏に覚えた知識は、放っておくと9月には半分以上忘れてしまいます。定期的に「復習の日」「復習の時間」を設けて、単元毎の確認をしていきましょう。繰り返し目に触れること、手を動かして書くこと、この反復が重要です。
◆過去問演習で気を付けること
いよいよ過去問を少しずつ始める時期に入ってきます。最初から合格点を取る!と意気込むよりも、「出題傾向」と「問題ごとの時間配分」をつかみましょう。その後、どの問題から手を付けるのか、どの問題は後回しにするか、といった戦術を立てていきましょう。
◆模試の活用
偏差値や合格判定が気になりますが、それだけに一喜一憂しないようにしましょう。「間違えた問題」は、なぜ間違えたのか、どのようににすればよかったのかをしっかりと振り返りましょう。
大学入学共通テストまであと140日あまり。20週間です。これからの残りの期間は、不安になることもあると思います。しかし、努力を積み上げた分だけ、必ず前へと進んでいきます。「志望校合格」は奇跡ではなく、「準備」の結果です。これからの時期は、できることをできるときにきちんと行うこと、この繰り返しが大事になってきます。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹