９月に入りました。夏の暑さもまだまだ残っていますが、少しずつ和らいできました。季節は秋を迎えようとしています。近年では、地球温暖化の影響で「秋」という季節があまり感じられないまま、冬へと季節が変わってしまっています。それでも秋は「読書の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」と言われるように、何をするにも最適の季節です。言い換えると「秋は自分の世界を広げるための季節」です。
勉強は、ただ高得点を取るためのものだけではありません。新しいことを知ることで、自分の人生の選択肢が増える、という大きな意味があります。例えば、
歴史を学ぶことで、今社会で起きている出来事をより深く理解できます。
星の動きを学ぶことで、夜空の見え方が変わります。
言葉を学ぶことで、遠く離れた誰かの思いに触れることができます。
つまり、「学ぶこと」は自分自身の中に「道具」や「地図」を増やしていくようなものです。学ぶことが、今は不確かなものであっても、それを続けていくことで必ず前に進むことができます。この秋、
気になる本を1冊読んでみる
分からなかった単元を復習してみる
将来の夢に少しだけ近づいてみる
このような一歩を踏み出してください。その一歩がやがて大きな前進へとつながります。わからなかったこと、知らなかったことが、「わかった！」に変わったとき、それが大きな喜びになります。そしてその喜びが自分の未来を大きく変えるものに必ずなります。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹
