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おまもりナビ

2022年4月4日 カテゴリー:勉強法生活面お役立ち情報

やる気を起こさせる計画

 4月になり、新しい学年や新しいクラスでの新生活が始まります。心機一転、新学年のスタートにあたり、いろいろな計画を立てる人も多いと思います。その際に気をつけたいことが二つあります。

一つ目は、「余裕を持たせること」。しっかりとした計画を立てることで、大きな成果を得よう、という意気込みはわかります。が、あまりにも気負いすぎてしまい、計画倒れになってしまった生徒を多く見てきました。例えば、「1日5時間毎日勉強しよう」や「問題集を毎日20ページ欠かさずやる」など計画倒れになってしまうような目標を立ててしまうことです。もちろん頑張れば継続してできるかもしれません。でも毎日の中には、部活で疲れ切ってしまう日もあるでしょう。他にも体調が優れない時もあるかもしれません。そんな日は、1日5時間の勉強は、恐らく難しいでしょう。ではどうしたらよいかというと、1日単位での計画ではなく、1週間単位で計画を立てると無理なく持続できます。時間に余裕がある日は、いつもより少し多めに勉強量を行い、疲れたりしているときにはいつもより少なくしても1週間の他の日で挽回できるように「余裕」を作っておくことです。そうしないと、ある日に計画通りに実行できなかったことで、「無理だ」とモチベーションが下がってしまいます。計画は1週間サイクルで立てるようにしましょう。

二つ目は、「ネーミング」です。計画表に普通であれば、「算数のドリル」「英単語を覚える」などの表記になりますが、そこにひと工夫加えるのです。例えば、「計算ミスを絶対なくそう大作戦」や「英単語30個覚えておやつを食べようタイム」など名前を変えてみるのです。そんな工夫で、勉強に対する捉え方が変わってきます。イヤイヤやるより、具体的なネーミングに変えることで気持ちの持ち方も変わってきます。

計画は、立てることが目的ではなく、それを実行して結果(成果)を出すことが重要です。計画を立てただけで満足しないようにしていきましょう。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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