
梅雨の時期は湿度が高く、気温の変化も大きいため、体調を崩しやすい季節です。また、今年は5月ころから真夏日を記録するなど暑さも加わっています。また、6月半ばには梅雨明けのように思わせる日が続きました。この時期、勉強をするにも部活動に取り組むにも体調管理には気を付けたいです。
梅雨の時期に体調を崩す原因としては、
①湿度が高くて汗が蒸発しにくく、体温調節がうまくいかない ② 気圧の変化で自律神経が乱れやすい
③ カビやダニが繁殖しやすく、アレルギーや皮膚トラブルが起きやすい
④ 食中毒のリスクが高まる などがあります。
では、どのように体調を整えるようにすればよいのでしょうか。
◆規則正しい生活
① 睡眠をしっかりとる(自律神経を整えるために7~8時間が目安):当然ではありますが睡眠をとることにより体力も回復し、気持ちもリフレッシュします。 ②朝食を摂る:食事は元気の源です。バランスの良い食事は欠かせません。 ③規則正しい生活リズムを乱さない:梅雨の時期には気圧も大きく変化します。その変化の影響で頭痛や食欲不振など体調を崩す原因にもなります。規則正しい生活のリズムはそれらの防止にも役立ちます。
◆温度・湿度の管理 ①室内の湿度を50~60%に保つ(除湿器やエアコンの除湿機能を活用) ②室内温度は25~27度を目安に快適な環境をつくる ③カビ・ダニ対策のため、こまめに換気する
◆バランスの取れた食事を摂る ①発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルト)で腸内環境を整える ②抗酸化作用のある野菜や果物(トマト、ピーマン、ブルーベリーなど)を取り入れるなど、食欲が落ちてきたからといって甘いものばかりや菓子類の摂りすぎには注意しましょう。
◆体操やストレッチをする ①室内でできる体操やストレッチで血行促進・リフレッシュ:室内で同じ姿勢で机に向かっていると、血の巡りが悪くなり、時には肩こりや腰痛になってしまうことがあります。 雨で外出しにくくなっても、体を動かすことで気分の落ち込みを防ぎましょう。
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹