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2025年9月26日 カテゴリー:勉強法お役立ち情報

テストまで間が空くとき

 昨今の公立中学では、定期テストの年間の実施回数が減少する傾向にあります。少ない学校では、年1回の定期テストというところもあります。さらに来年度からは定期テストをゼロにして、全て単元テストに置き換える、といったことを予定している学校も実際にあります。また、高校でも中間テスト~期末テスト~中間テストまでの期間が大きく空いてしまうような年間予定を組まれている学校もあります。

このように定期テストまでの期間が長いことで、ついついのんびりと構えたり、やるべきことを先送りにしたりしてしまう生徒も多くみられます。しかし、子どもの心理としては、本番が近づいてこないとなかなか気持ちも入らない、というのが本音ではないでしょうか。では、どのようにすれば、モチベーションややる気を維持できるのでしょうか。

①自分自身で小目標を設定する:「単語テストで90点以上」「1週間で問題集を20ページ進める」というような、短期で達成できる目標を設定しましょう。そして達成できたら、カレンダーにチェックを入れるなどして「見える化」すると自分の自信にもつながります。

②達成後のご褒美を用意する:①と絡めて、目標を達成できたら自分にご褒美をあげましょう。「達成できたら好きなお菓子を食べる」「範囲が終わったらゲームを30分」のようなご褒美を設定すると継続力も高まります。

③自分で小テストを作る:定期テストまで期間が長いのであれば、ある程度の範囲や単元終了後に、自分自身で予想問題としての小テストを作ってみましょう。実際のテストを想定して、どのような問題がどのように出されるかを考えるだけでも力がつきます。

④テスト以外の目標を持つ:「検定〇級合格」「模試の偏差値5UP」など定期テスト以外の学習において目標を設定しましょう。各種検定試験は、定期テストの合間に試験日を設けていることが多いです。積極的に受験しましょう。

⑤友達と学習内容を共有する:勉強を自分一人の孤独な戦いにせず、周囲の友達を巻き込むと継続しやすくなります。学習内容やテスト予想問題を友達と出題しあうのも効果的です。

私は、学習をよく部活動に例えます。定期テストは大きな大会です。大会で優秀な成績を残すには、普段からの練習の積み重ねや本番を想定した事前の練習試合が大切です。定期テストに向けて、自分自身の練習試合を多く経験し、小さな勝利を積み重ねることが、定期テストでの大きな成果につながります。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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