
中学生高校生の国語のテスト対策で、何をやっているかを聞くと、たいていの生徒が「漢字練習」と答えます。もちろん漢字は練習すればするだけ得点できますので必ずやって欲しいのですが、それ以外に「勉強の手順」や「問題を解く際のポイント」があります。以前、国語の読解問題の苦手克服法について述べましたが、今回はさらに踏み込んだ内容をお伝えします。
◆テストや入試で点数を上げるための国語の勉強方法 本番前には問題を解いて答え合わせをしますが、答え合わせをした後が重要です。間違えた問題について次の3つの視点をノートにまとめましょう。 ①なぜ自分はその答えを選んだか ②なぜその選んだ答えが間違いなのか ③なぜ正解はその選択肢になるのか(本文中のどこに根拠があるのか) この3点についてまとめましょう。まとめるときも文章で行い、決して頭の中だけで終わらせないのがポイントです。
◆国語が苦手な生徒がやっていることと正解を導き出すルール 国語が苦手な生徒がやっていることは「何となく読んで、何となく選ぶ」ことです。これに対しては、次の3つのルールを行いましょう。 ①正解は必ず本文中にある ⇒自分の考えや経験、感想などは一切排除する ②選択肢は「消去法」で ⇒正解を探すのではなく、間違いを消す ③「つまり」「たとえば」「しかし」が正解を導き出すポイント ⇒この3つが筆者の言いたいこと、重要部分 この3つのルールを念頭に置いて問題に取り組みましょう。
◆説明文・論説文の点数UPのポイント 本文を読みながら、以下の接続語を四角で囲み、文章の構造を理解しましょう。 「しかし」(前の段落と逆の意味)=筆者の本音(言いたいこと) 「つまり」(要約)=ここが問題の答えになっている 「例えば」(具体例)=筆者の言いたいことをわかりやすく説明している 「なぜなら」(理由)=設問の「なぜですか」の答えになっている
◆小説文・物語文の点数UPのポイント 小説文が苦手としている人に多いのが、「登場人物の気持ちを想像している」ということです。気持ちを想像するよりもその気持ちの根拠を探すことが大事です。登場人物の気持ちは、①会話文 ②行動 ③情景描写の3つから生まれます。この3点にポイントを絞ると答えが見えてきます。
以上のことを身につけるためには、問題を数多く解くことです。様々な文章や表現に触れることで精度が上がってきます。初見文の問題をどんどん解いていき、国語の点数UPを図りましょう!
中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹



