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2026年7月31日 カテゴリー:入試関連高校受験勉強法お役立ち情報

学校の宿題と受験勉強、どう両立させるか

夏休みが始まると、受験生の保護者の方からよくこんな声を聞きます。「学校の宿題が多くて、受験勉強の時間が取れない」「宿題を先にやらせるべきか、受験勉強を優先させるべきか迷っている」。どちらも大切なのはわかっているけれど、40日間をどう使えばいいのか、頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、宿題と受験勉強は「どちらを優先するか」ではなく、「どう組み合わせるか」という発想に切り替えることが大切です。

宿題を「敵」にしない

「宿題さえなければ受験勉強に集中できるのに」と思いたくなる気持ちはよくわかります。でも、学校の宿題は1学期に習った内容の総復習として設計されていることがほとんどです。受験においても1学期の内容は出題範囲に入ります。つまり宿題をきちんとこなすことは、受験勉強の基礎固めと重なっている部分がたくさんあります。

「宿題=やらされるもの」ではなく「宿題=受験の基礎確認」という見方に変えるだけで、取り組む姿勢がぐっと変わります。

1日のスケジュールを「3つの時間」に分ける

宿題と受験勉強を両立させるために効果的なのが、1日を3つの時間帯に分けて使い分けることです。

①午前中は受験勉強
人の集中力は午前中がもっとも高い時間帯です。難度の高い問題演習など、頭をフル回転させる受験勉強は、午前中に集中して行いましょう。この時間帯に難しい問題を解いておくことで、夕方以降に余裕が生まれます。

②午後は学校の宿題
午後は集中力が落ちてきますが、宿題のドリルや問題集のような「反復練習」は午後でも取り組みやすいものです。宿題の中でも思考力が必要なものは午前中のうちに片づけ、繰り返し問題や書き写し系は午後に回す、という振り分けも有効です。

③夜は翌日の準備と軽い復習
夜は新しいことを詰め込もうとせず、その日の学習を振り返る時間にあてましょう。間違えた問題を見直す、単語を確認するといった軽めの作業が向いています。夜更かしして勉強するより、翌朝すっきりした頭で取り組むほうが効率はずっと上です。

宿題は「夏休み前半で8割終わらせる」

宿題の進め方としておすすめしているのが、夏休みの前半、つまり7月中に宿題の8割を終わらせてしまうことです。8月に入ると受験勉強の山場を迎える時期と重なります。そこで宿題が残っていると、焦りと追われる感覚で両方の質が下がってしまいます。前半に宿題の目処をつけておくことで、8月を受験勉強に集中して使うことができます。

「重なり」を意識すると時間が生まれる

宿題と受験勉強は、実は重なっている部分が多くあります。国語の読書感想文は読解力と記述力の練習になりますし、数学のドリルは計算力の維持につながります。宿題に取り組みながら「これは受験でも使える」と意識するだけで、同じ時間をより有効に使うことができます。

逆に、「宿題は宿題、受験勉強は受験勉強」と完全に切り離して考えると、時間が足りなくなります。どこが重なっているかを一度整理してみると、やるべきことが意外とすっきり見えてきます。

保護者の方へ

お子さんが宿題と受験勉強の板挟みになって動けなくなっているときは、「どっちからやる?」と選択肢を渡してあげてください。自分で決めたことには責任感が生まれ、動き出しやすくなります。計画を一緒に立てることが難しければ、「今週やることを3つ決めよう」という小さな単位から始めてみましょう。

宿題も受験勉強も、どちらも学力を伸ばすためにあります。上手に組み合わせることで、夏休みが終わったときに確かな手応えを感じられる40日間にしていただけたらと思います。

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