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おまもりナビ

2021年10月25日 カテゴリー:入試関連生活面

受験に対する心構え

 大学入学共通テストや中学入試まであと100日を切りました。

受験生は、「追い込み」の時期に突入しています。この時期、受験生を不安に陥れるのが、精神的なプレッシャーです。「このままで大丈夫だろうか」「もっと時間をかけないといけないのではないか」など不安は尽きません。

私の経験から言わせていただければ、これらの不安が「ゼロ」になることはありません。なぜなら、どこまでやれば絶対に合格する、というものはないからです。では、どのようにすれば、この不安を少しでもおさえることができるのでしょうか。

答えは、「気持ちの持ち方を変えること」です。

これまでにやってきたこと、積み重ねてきた事実は変えようがありません。変わるのは、考え方・気持ちの持ち方です。「ここまでしかできなかった」と悲観的にとらえるか、「ここまでしっかりとやってこれた」と前向きにとらえるかの違いです。やってきた勉強量学習量は、もう変えることはできません。ただ、気持ちの持ち方でプラスにもマイナスにも大きく変わってきます。

しかし、あまりにも少ない勉強量にもかかわらず、自分は十分にやった、というのは問題です。しっかりと全力で毎日やるべきことを積み重ねてきた先に前向きさや自信が生まれてきます。

これまでしっかりとやってこなかった過去を嘆いても、過去はどうやっても変えることはできません。変えることができるのは、これからの時間です。残された時間を少しでも有効に使い、全ての受験が終わった後に後悔が残らないようにすべきです。あのときこうすべきだった、もっとこうしていれば、などとならないように一瞬一瞬を完全燃焼して入試を迎えてほしいと願っています。

さらに、勉強を他の人と比較する人がいます。勉強は人と比較するものではなく、過去の自分と比較するものです。昨日までの自分と比べてどれだけ成長したか、昨日解けなかった問題が解けるようになったか、など昨日までの自分と比べてみましょう。みなさんは、過去の自分に負けていませんか?

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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