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2023年8月9日 カテゴリー:お役立ち情報

中高英語に対話型AI

 文部科学省は、中学高校の英語教育で対話型人工知能(AI)を導入する。生徒のレベルに応じて自動で受け答えをするAIを使い、自宅学習で検証する。日本の生徒が苦手とする英語で話す力の底上げを図る狙いがある。実証を通じて知見を積み重ね、学校の授業での活用拡大につなげる考えだ。(日本経済新聞・2023.7.25夕刊より)

中高生の英語力を上げることを文部科学省が目標に掲げて久しい。特にその中でも「話す」力については、低くなっている。高3で英検準2級以上の話す力がある生徒の割合(2017年度)は12.9%、「聞く」33.6%、「読む」33.5%などに比べてきわめて低い。

日本経済新聞によると、AIソフトでは、生徒のレベルに応じて、会話の内容や目線の動き、表情などを感知して「緊張しているみたい」「安心して、これはテストじゃないからね」などの反応をするらしい。

英会話というと、これまではネイティブの先生と会話のやり取りをするイメージが強かった。私もそうだが、目の前に外国の方がいるだけで、緊張してなかなか上手に話せないものだ。それが、これからはAIがネイティブの先生に取って代わり、生徒と英語でコミュニケーションをとる時代になる。英語の学び方は大きく変わっていくが、国際社会でしっかりと発言や意見交換ができる人材が育っていって欲しいと感じた。

中萬学院 個別指導事業部 加藤寛樹

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